変化し続ける街 知られざる深セン 1~3回

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<記事まとめ>

第一回

30年で人口30万の漁村が1400万人、世界で最も変化した場所であり、今もなお人口を増やし続けていて、若者が人口の6割以上を占めている。

電子決済やシェア自電車などの最新のテクノロジーが街に発展していっている。この劇的な変化は既得権益=レガシーのなさによってアップデートを容易にかつ大胆に行うことができるためだと考えられる。

最初こそ製造業の下請けとして発展していた深圳だが、もはや安い労働者を提供する場所ではなく、世界のほとんどの国より豊かな状態になっている。

 

第二回

8000人の画家が住む村、ダーフェン油画村は、80年代に香港の画商が工房を開き、複製画を急成長する深圳、香港に売っていたことから始まった。

複製画はもちろんオリジナルを描いている画家もいるが、300人程度しかその称号を手に入れられていない。様々な画に関する情報やものが行き来するので画家になるには最適な環境である。

観光地ではないが、美しい風景に出会うこともできる。

夜のダーフェンでは、画家たちの絵を描いている様子が見受けられる。

 

第三回

電気街には毎日その日限りの発明品が並ぶ。部品街で始まった世界中のバイヤーなどから来訪者を集め、多大な売上を誇っている。

香港はもともと製造業で有名だったため、その力を深圳の発展に提供した形で寄与していた。その後、深圳の地場産業にシフトしようと考えた際に部品が一箇所に集まり自然と情報が交換される市場を作るために秋葉原を参考に電気ビルが作られた。

ECサイトでの取引が増えたとしても、リアルな市場ならではの情報効果にゃ急な需要を満たすなどの用途はあり、今後も完全になくなるということはなさそう。

初期投資を小さく、市場にどんどん製品を出してみるというようなことが起きている。中には思いつきで作られたような製品も開発されている。